2026/09/28 12:16
ここ数年、服に求められるものは大きく変わったように思います。
ストレッチが効いている。
ウエストが楽。
ゆったりしていて疲れない。
もちろん僕自身、そういう服も好きですし、EUROKENVYでも“快適さ”はずっと大切にしてきました。
でも最近、ふと思ったんです。
「楽な服」ばかりを選ぶようになって、本来の“格好いい”を少し忘れていないか。
今回のスラックスは、そこが始まりでした。

僕がオーダースーツの仕事をする中で出会った、ハリのある上質な生地で仕立てた一本のスラックス。
脚のラインを拾いすぎず、立っているだけで立体的に落ちる。
Tシャツ一枚でも、ジャケットを羽織っても、なぜか背筋まで少し伸びる。

特に、あの白のスラックスの格好良さがずっと忘れられませんでした。

ただ、同じようなものをオーダーで作れば約7万円。
だから今回、あの感覚をもっと日常で穿いてもらえる価格に落とし込みました。
派手な機能を足すのではなく、生地とシルエットで、ただ格好良く見せる。
オンラインでパンツを買うには、決して安い価格ではありません。
それでも僕は、クローゼットから何度も手に取る一本なら、価格以上の価値があると思っています。
楽だから穿くのではなく、
「今日の自分を格好良く見せたいから穿く。」
そんなスラックスを、もう一度。
